08測-24-ポ-43 姿勢制御における立位位置知覚と足底圧情報の機能的役割について

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抄録

<p> 日常生活及びスポーツ場面などあらゆる運動局面において姿勢の保持や動揺の修正は意識的または無意識的に関わらず微細な補正の中で保たれている。これらは感覚器から得た外部刺激を情報として脊髄を介して調節を行う。</p><p>また、立位姿勢の保持には様々な知覚感覚器官が関与しながら調整を行っており、ここに運動スキルやパフォーマンスの向上、あるいは高齢者の転倒予防のリスクマネージメントの鍵となると考える。</p><p>我々はこれまでに不安定傾斜板上での姿勢保持や運動様式と身体活動量による足圧分布のパターン化を行い、姿勢制御ストラテジーを検討してきた。そこから得られた成果は現場での運動指導やプログラム開発のためフィードバックしてきたが、さらに姿勢制御のメカニズムを理解したうえで現場への応用に向けた取り組みが重要であると捉える。</p><p>そこで本研究は立位位置知覚に着目し、足圧分布計を用いてその機能的役割について検討することを目的とする。対象者は健常な大学生男女33名(男性22名、女性11名)の測定を行った。測定にはzebrisFDMを用いて前後傾斜が変化するトレッドミル上での姿勢保持時の足圧分布パターンと動画解析を実施した。</p>

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  • CRID
    1390845713042911104
  • NII論文ID
    130007581352
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.191_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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