11教-25-口-70 教育実習生の授業に対する省察能力の変容
説明
<p> 本研究の目的は、教育実習生が自己の授業に対する省察の変容を明らかにするとともに、なぜそのような省察に至ったのか、その要因を明らかにすることを目的とした。</p><p> 2017年9月からの5週間の教育実習期間(附属中学校)において、3名の教育実習生が実施した体育授業(単元6時間)を対象に調査を実施した。調査方法は、自己の授業を実施した直後に、次の3点のインタビュー調査を行った。①今日の授業で意識したことは何ですか、②それはなせですか、③そのできばえはどの程度でしたか。インタビュー調査より得られた回答について、上記の質問②の回答をもとにカテゴリー化を行い分析した。</p><p> その結果、単元のはじめには計画した通りにいかに進めることができたかといった内容の回答が多かったが、単元が進むにつれて、教育実習指導教員の指導や他の実習生の授業から学んだ内容といったように授業に対する省察の内容が変容したことが明らかとなった。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 69 (0), 261_1-261_1, 2018
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713042924032
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- NII論文ID
- 130007581560
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可