06経-24-ポ-04 VR技術によるバスケットボール指導者の状況認知
説明
<p> バスケットボール指導者の育成を目的とし、VR技術を用いた熟達指導者の視点と語り付き動画による熟達指導者と未熟達指導者の特徴を明らかにする。指導歴の違う3人の指導者に360度全方位録画可能なVRカメラで撮影した動画を見てもらい、視点の録画、感じたことを語ってもらい発言の録音を行った。この語りをもとに発言をカテゴリごとに分類し、発言内容の一致率・不一致率、共通認知率を算出した。結果として3人の指導者に共通して視覚状況に関する発言が多く見られ、長期的育成や過去を振り返る発言はほとんど見られなかった。また、試合展開の速いスポーツのために今現在目の前で起きていることに対して発言していた。さらに、熟達指導者の特徴として期待予測的発言が多く見られ、目の前の視覚状況のみならず、次に選手に期待することの予測をしながら発言し、指導を行っていることが明らかになった。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 69 (0), 153_3-153_3, 2018
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390845713044929024
-
- NII論文ID
- 130007581303
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可