14介-25-口-10 ポールウォーキングの歩行技術を観察学習する際に全天球カメラを用いる有効性ついて

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書誌事項

タイトル別名
  • 全天球とハンディカムカメラで撮影した映像の比較による観察と深部感覚のギャップを探る教材の斬新さ

抄録

<p> 運動学習による技術の学びは、「目視もしくは映像観察による可視化された行動に注視すること(観察)を基にした自身で動いて感じること(模倣と感覚)」や「模倣と感覚から正しいとされる運動が創出されること(認知)」および「認知したことに挑戦する(実践)」から「運動課題の発見(動機づけの強化)」の繰り返しである。これらの「観察と模擬学習」過程において、「キネステーゼに支えられた「身体知」」と「観察して、動作の模倣を目的とした運動野と感覚野のニューロンが強く活動するミラーニューロン」の存在に関する疑念は起こらない。本研究の目的は、ポールウォーキングの歩行技術の観察学習に天球カメラ映像を活用する有効性について考察する。被験者は、「ポールと腕振り」および「歩行姿勢」の技術ポイントに対して、全天球とハンディカムカメラで撮影した映像の「興味や斬新さ」、「動作の視覚化」、「動作を評価する容易性(認知)」、「ICT教材としての有効性」および「学習効果の予見」について回答した。その結果、全天候カメラ映像は、観察学習教材として便利で、撮影死角とシーンの見落としを軽減する優れた情報源となる歩容評価の可能性を含んでいる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713044959744
  • NII論文ID
    130007581635
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.301_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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