潜在性二分脊椎症の合併により両側難治性足趾潰瘍を伴うBuerger病の発見が遅れた1治験例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Delayed Diagnosis of Buerger Disease with Bilateral Intractable Foot Ulcer Accompanied by Spina Bifida Occulta
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抄録
<p>今回われわれは,潜在性二分脊椎症の合併により,両側難治性足趾潰瘍を伴うBuerger病の発見が遅れた1例を経験した.症例は33歳男性,生後より潜在性二分脊椎症を指摘されていたが,経過観察されていた.30歳時,二分脊椎症が原因と思われる足趾潰瘍形成をみとめ,創部デブリートメント,脊髄係留解除術を施行し潰瘍は改善した.2年後,難治性足趾皮膚潰瘍の再発をみとめ,症状改善しないため当院紹介となった.重症下肢虚血の状態であり入院後下肢動脈造影検査施行し,その特徴的な所見,また身体所見よりBuerger病の診断にいたった.治療は禁煙,プロスタグランディン製剤の投与,血管新生を促がすアートアシストを用いて行った.経過は良好で,足趾圧の改善をみとめ,潰瘍の治癒を得た.二分脊椎症を合併したBuerger病はまれであるため,若干の考察を加えて報告する.</p>
収録刊行物
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- 日本血管外科学会雑誌
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日本血管外科学会雑誌 28 (1), 47-51, 2019-01-28
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713046975744
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- NII論文ID
- 130007556989
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- ISSN
- 1881767X
- 09186778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可