クラタリング・スタタリングを呈する児童の発話特徴

書誌事項

タイトル別名
  • Speech Characteristics of Students with Cluttering-Stuttering
  • ―構音速度と非流暢性頻度の測定―
  • —Measurement of Articulation Rate and Frequency of Disfluency—

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説明

<p>クラタリングの暫定的定義では発話速度の速さと不規則さ,正常範囲非流暢性頻度の高さ,調音結合が重視され,症例の多くは吃音と合併したクラタリング・スタタリングである.本研究では,クラタリング・スタタリング群9名,LD・AD/HD・ASD群10名,コントロール群24名を対象に絵の説明課題の構音速度と非流暢性頻度を測定した.構音速度において3群間に有意差は見られなかった.自由発話等を視野に入れ,より適切な測定対象場面を検討することの必要性が明らかになった.また,正常範囲非流暢性頻度の高さがクラタリング・スタタリング群と同等に高い者が,LD・AD/HD・ASD群のなかにも存在していたことがわかった.</p>

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