回復期リハビリテーション病棟入院脳卒中患者の大腿四頭筋における筋内脂肪量の縦断的変化:症例報告

DOI Web Site Web Site 参考文献41件 オープンアクセス
  • 石本 泰星
    貴志川リハビリテーション病院 リハビリテーション部
  • 泊 麻美
    貴志川リハビリテーション病院 リハビリテーション部
  • 赤澤 直紀
    徳島文理大学 保健福祉学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Change in Intramuscular Fat in the Quadriceps of Stroke Patients in a Convalescent Rehabilitation Ward: A Case Report
  • 症例研究 回復期リハビリテーション病棟入院脳卒中患者の大腿四頭筋における筋内脂肪量の縦断的変化 : 症例報告
  • ショウレイ ケンキュウ カイフクキ リハビリテーション ビョウトウ ニュウイン ノウソッチュウ カンジャ ノ ダイタイシトウキン ニ オケル キン ナイ シボウリョウ ノ ジュウダンテキ ヘンカ : ショウレイ ホウコク

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抄録

<p>〔目的〕本研究の目的は回復期リハ病棟に入院する脳卒中患者の大腿四頭筋における筋内脂肪量の縦断的変化を調査することである.〔対象と方法〕対象は回復期リハ病棟に入院された脳卒中患者2例とした.入院時と3ヵ月後において,非麻痺側と麻痺側の大腿四頭筋の筋内脂肪量を超音波画像診断装置にて測定した.〔結果〕両症例ともに入院時と比較し,3ヵ月後に筋内脂肪量は減少を示した〔症例A(麻痺側:-2%,非麻痺側:-12.1%),症例B(麻痺側:-30.7%,非麻痺側:-25.1%)〕.またFIM,FMA下肢スコアは両症例ともに入院時と比較し,3ヵ月後に高値を示した.〔結語〕回復期リハ病棟入院脳卒中患者の大腿四頭筋における筋内脂肪量は,3ヵ月間のリハビリプログラムと下肢機能の改善に伴い,減少する可能性が示された.</p>

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