難治性疼痛に対する反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)の効果と適応

  • 齋藤 洋一
    大阪大学大学院医学系研究科脳神経機能再生学

書誌事項

タイトル別名
  • Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation(rTMS)for Intractable Pain
  • ナンチセイ トウツウ ニ タイスル ハンプクケイ ズガイ ジキ シゲキ リョウホウ(rTMS)ノ コウカ ト テキオウ

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説明

<p>反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)による慢性疼痛治療は,投薬治療が十分に効果を示さない,または副作用が強く出ている患者にとって,また脊髄刺激のような侵襲性のある治療に抵抗のある患者にとって,安全な治療法である.現状の世界的データでは高頻度rTMSによる一次運動野刺激が有効とされており,上肢の神経障害性疼痛が最もよい適応と考えられる.臨床上有用な除痛効果をもたらすには,継続的なrTMS治療が必要であり,在宅でのrTMS治療を実現させることが,患者にとって重要である.</p>

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