書誌事項
- タイトル別名
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- Diagnosis and Treatment of Craniosynostosis : Current Status and Problems
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説明
<p> 頭蓋骨縫合早期癒合症は, 頭蓋骨縫合だけが早期癒合する単純型と顔面骨早期癒合, 指趾異常 (合指趾, 幅広拇趾など), 関節拘縮, 長管骨癒合, 眼瞼下垂などを伴う症候群がある. 罹患縫合が単一の場合, 複数の場合があり, 頭蓋形態も種々で多様性に富む疾患である. 発育途中の頭蓋骨を治療するため, 年齢, 頭蓋形態により手術方法が異なり, 治療のコンセンサスは確立されていない. 骨延長法や頭蓋形成ヘルメットなど, 低侵襲に良好な頭蓋形態を得るための手術法は進歩しているが, 未解決の課題も多い. 本論文では, ①治療の歴史的変遷, ②治療の現状と課題, ③治療戦略のアルゴリズム, ④病態解明と予防に向けた研究の現状について述べる.</p>
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 28 (4), 197-204, 2019
一般社団法人日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713064321024
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- NII論文ID
- 130007636575
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可