砂州上の白砂青松の景勝地におけるカワラナデシコの生育立地特性

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タイトル別名
  • Characteristics of the habitat for <i>Dianthus superbus</i> var. <i>longicalycinus</i> on scenic area on the sand bar
  • サス ジョウ ノ ハクシャセイショウ ノ ケイショウチ ニ オケル カワラナデシコ ノ セイイク リッチ トクセイ

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抄録

<p>我が国を代表する砂州上の松林-海浜景観である天橋立,三保松原におけるカワラナデシコの生育状況を把握した。両地区で,6~7 本の測線あたり平均約50~70 株と,本種の多数の生育が確認された。海浜前面部ではなく,その後方の松林付近の陽光地の半自然草地に,チガヤ,ハマナス,ハマゴウ等と同所的に本種は生育していた。松林とその前面に広がる海浜植生の狭間部分が,本種の基本的なハビタットの一つであることが示された。</p>

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