-
- 宮田 由紀夫
- 大阪府立大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- An Analysis of University-Industry Collaboration in the United States in Terms of the Role of Universities in Society
- アメリカの産学連携--社会における大学の役割
- アメリカ ノ サンガク レンケイ シャカイ ニ オケル ダイガク ノ ヤクワリ
- 社会における大学の役割
この論文をさがす
抄録
<p> アメリカの産学連携は,過去25年に活発になったのであるが,大学の研究の中心は連邦政府による基礎研究という第二次大戦後の伝統が続いている.大学の特許は萌芽的で実用化までの努力が必要である.単に大学が研究成果を特許化して企業にライセンスするだけでなく,教員と企業との密接な協力が不可欠である.しかし,このような密接な連携ほど,利益相反問題を生じさせ大学の研究・教育に弊害が生じる可能性もある.産学連携による地域産業政策も成功は約束されたものではないが,全米全体でさまざまな取り組みが行われる中で国全体には経済貢献している.しかし,各大学にとって産学連携は研究予算を維持するような充分な経済的利得をもたらすものでなく,大学の高い研究能力は連邦政府からの支援によって維持されている.</p>
収録刊行物
-
- 高等教育研究
-
高等教育研究 9 (0), 21-40, 2006-05-31
日本高等教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390845713066859648
-
- NII論文ID
- 130007649334
-
- NII書誌ID
- AA1125366X
-
- ISSN
- 13440063
- 24342343
-
- NDL書誌ID
- 8610920
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可