スキンシップと団欒はオキシトシンを介してストレスを解消させる
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- 有田 秀穂
- 東邦大学:セロトニンDojo
書誌事項
- タイトル別名
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- Activation of Brain Oxytocin by Social Attachment and Grooming Behaviors Induce Stress Reduction through Inhibition of HPA Axis
- President Lecture,The 39th Symposium on Life Information Science
- 会長講演,第39回生命情報科学シンポジウム
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説明
脳幹・背側縫線核のセロトニン神経はオキシトシン受容体を備えているので、脳内オキシトシンの分泌が増えるとセロトニンが活性化され、不安や緊張、鬱などストレスフルな気分を解消させる。オキシトシンは子宮収縮や乳汁分泌を促す母親のホルモンとして古くから知られてきたが、最近の研究で、男性も未婚の女性も、すなわち性別や年齢に関係なく分泌される脳内物質であり、その役割は、視床下部のストレス中枢を抑制して、HPA軸(視床下部・下垂体・副腎システム)を抑え、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を減少させることが明らかにされた。その活性化因子は、グルーミング行動であり、マッサージ、エステ、リフレクソロジーなど心地よいスキンシップ、友人や家族との団欒、などである。これらの社会的癒し行動は、ストレス解消術として知られてきたが、その背景に、オキシトシンという脳内物質が働いていることが判明した。この点について、我々の最近の研究を紹介しながら、解説する。
収録刊行物
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- 国際生命情報科学会誌
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国際生命情報科学会誌 33 (1), 96-, 2015-03-01
国際生命情報科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713066861696
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- NII論文ID
- 110009919525
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- ISSN
- 24240761
- 13419226
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可