1.多発性囊胞腎の降圧薬治療・バソプレシン受容体拮抗薬治療

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タイトル別名
  • 1. Antihypertensive Drug and Vasopressin Receptor Antagonist Treatment for Polycystic Kidney Disease
  • 多発性囊胞腎の降圧薬治療・バソプレシン受容体拮抗薬治療
  • タハツセイノウホウジン ノ コウアツヤク チリョウ ・ バソプレシン ジュヨウタイ キッコウヤク チリョウ

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抄録

<p> 多発性囊胞腎は最も頻度が高い遺伝性腎疾患であり,1990年代の2つの原因遺伝子の発見を端緒に,発症の機序,増悪に関わる因子等の解明が進んできた.特に,環状アデノシン一リン酸(cyclic adenosine monophosphate:cAMP)が細胞内の重要なシグナルで,産生・代謝にバソプレシン受容体を介するため,その阻害薬トルバプタンが臨床レベルで治療薬として実用化された.今後,本症に対する薬物療法の可能性がさらに広がるものと推測される.</p>

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