草本植物との比較から見えてくる、樹木の光合成系における窒素利用の特異性
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- 宮澤 真一
- (国研)森林機構 森林総合研究所樹木分子遺伝研究領域
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison with herbaceous species reveals the unique N-use characteristics of photosynthesis system of trees
抄録
<p>植物体に含まれる窒素は乾燥重量あたりで数パーセントと少ないが、光合成に関する研究を行う上では鍵となる重要な元素である。なぜなら、植物の成熟葉に含まれる窒素のほとんどが、CO2固定酵素であるルビスコやチラコイド膜の電子伝達成分など、光合成系タンパク質に使われているためである。シロイヌナズナやイネなど、主に草本植物のゲノム情報が明らかになったことで、これらの植物を材料にした分子生物学的アプローチにより、窒素利用のメカニズムが明らかになりつつある。一方で、このような草本植物で明らかにされるメカニズムについて、我々は、そのまま樹木にも当てはめ、理解してよいのだろうか?発表者は、樹木の葉の窒素利用について、草本植物との比較という観点から研究を行ってきた。今回の発表では、これまでの研究から明らかになった樹木と草本植物の葉の窒素利用の違いについて、いくつか紹介したいと考えている。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 761-, 2019-05-27
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713067034240
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- NII論文ID
- 130007645859
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可