プラダーウィリ症候群による両側発育性股関節形成不全に対し,イリザロフ創外固定器が有効であった1例

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タイトル別名
  • A case of developmental dysplasia of the hip with Prader-Willi syndrome treated by Ilizarov external fixator
  • 症例報告 プラダーウィリ症候群による両側発育性股関節形成不全に対し,イリザロフ創外固定器が有効であった1例
  • ショウレイ ホウコク プラダーウィリ ショウコウグン ニ ヨル リョウガワ ハツイクセイ コカンセツ ケイセイ フゼン ニ タイシ,イリザロフソウガイ コテイキ ガ ユウコウ デ アッタ 1レイ

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抄録

<p> 両側先天性股関節形成不全(DDH)の両側牽引治療後にイリザロフ創外固定器を用いて治療した1例を経験した.症例は2歳男児.高位DDHに対して介達牽引が無効であった非整復股にイリザロフ創外固定器を用いて直達牽引を行った結果,設置後6週時に大腿骨短縮を行わずに整復位を得た.介達牽引が無効で大腿骨短縮を希望しない例では創外固定器を用いたdistraction arthroplastyは治療の選択肢となりうる.</p>

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