群馬県内病院看護職における在宅を見据えた看護活動の縦断的変化

書誌事項

タイトル別名
  • Longitudinal Change of Nursing Activities Considering Home Care of Hospital Nurses in Gunma Prefecture
  • グンマ ケンナイ ビョウイン カンゴショク ニ オケル ザイタク オ ミスエタ カンゴ カツドウ ノ ジュウダンテキ ヘンカ

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説明

目 的:本研究の目的は,群馬県内病院看護職の在宅を見据えた看護活動の実態および4年間の縦断的変化を明らかにすることであった.方 法:県内11病院の看護職を対象に質問票調査を2回実施した.結 果:回答は,2014年が2,136件(回収率73.3%),2018年が2,399件(回収率77.8%)であった.在宅を見据えた看護活動のうち,『在宅生活の情報把握』と「患者への説明をサマリーに記載すること」は実践度が高く,一方,『社会資源の活用』と「住宅地域や自宅構造の把握」,および「継続できる薬剤使用の相談」は実践度が低かった.また看護活動実践度の高さは,年齢の高さ,経験年数の長さ,看護管理職の職位,在宅看護研修の受講と関連していた.結 論:2回の調査間で看護活動実践度が有意に上昇したのは,スタッフの職位と2014年に実践度の低かった施設であった.今後は,経験や役割等に応じた看護活動実践度を示せるよう,さらに解析を進めたい.

収録刊行物

  • 北関東医学

    北関東医学 69 (1), 17-26, 2019-02-01

    北関東医学会

参考文献 (2)*注記

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