震災復興状況提示Web システムの構築

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タイトル別名
  • Construction of a Web-based System to Present the Status of the Earthquake Disaster Revival

抄録

2011 年3 月11 日の東日本大震災は東北地方に甚大な被害をもたらした.これまでに,多くの衛星画像解析が被害状況の把握に活用されている.しかし,今後重要となるのは,破壊された環境状況がどのように再生されていくかを長期に渡ってモニタリングすることである.そのような背景から,我々の研究グループでは,“衛星観測と現地調査による被災地の環境再生モニタリングと地球環境教育の実践プロジェクト”に取り組んでいる.本プロジェクトの主要な目的は,被災地の環境が年々どのように再生していくかを,被災地の高校生達と共に衛星画像解析と現地調査の両面からモニタリングし,その作業を通じて青少年の地球環境教育を実践すること,および環境の再生や地域復興の状況をわかりやすく提示するWeb サイトを作成し,広く世界に発信することである.本稿では,震災からの復興状況を提示するWeb システムのプロトタイプ構築の話題を中心に,プロジェクトの進捗状況の一部を報告する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713074295936
  • NII論文ID
    130007629233
  • DOI
    10.11371/wiieej.13.01.0_46
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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