代理意思決定場面において看護師の感じる困難への急性・重症患者看護専門看護師が行う支援とその能力

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  • ダイリ イシ ケッテイ バメン ニ オイテ カンゴシ ノ カンジル コンナン エ ノ キュウセイ ・ ジュウショウ カンジャ カンゴ センモン カンゴシ ガ オコナウ シエン ト ソノ ノウリョク

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説明

<p> 本研究の目的は,代理意思決定場面において急性・重症患者看護専門看護師(以下,CCNS)が捉える看護師の困難への,CCNSが行う支援とその能力を明らかにすることである.CCNS8名を対象に半構造的面接を実施し,得られたデータを質的に分析した.結果,CCNSは代理意思決定と看護師のジレンマの両方向に支援する必要性を捉えていた.CCNSが捉える看護師の困難へCCNSは,教育を基盤にし,【家族への情報収集や精神的ケアを代わりに行いモデルとなる】実践,【情報から問題を明確にしケアの方略を共に検討する】および【看護師の主体性を尊重したフィードバックや見守りを行う】相談,そして,【看護師間で考えやケア方略の共有を行う場所を設ける】および【医療チーム内で看護師の代弁者となる】調整役割を通して支援していた.この支援には問題解決能力,教育的能力,調整能力の必要性が示唆された.</p>

収録刊行物

  • 日本CNS看護学会誌

    日本CNS看護学会誌 3 (0), 7-14, 2018-03-30

    一般社団法人 日本専門看護師協議会

被引用文献 (1)*注記

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