Panner病の治療経験と病態の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment of Panner's Disease; A Report of Four Cases
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抄録
<p> 背景:病態について不明な点が多いPanner病の4例を経験し,その病態について検討を行った.方法:症例は全例男性で年齢は平均9.1歳,経過観察期間は平均35.5か月であった.調査項目は患者背景(スポーツ歴・家族の喫煙歴・ステロイド内服歴・骨年齢),症状,単純X線所見の変化,治療経過とした.</p><p> 結果:スポーツ歴はドッジボール2例,テニス1例,野球1例であった.家族の喫煙歴は1例,ステロイド内服歴は2例にみられ,1例で骨年齢が暦年齢より若かった.症状は,全例に肘関節痛があり,肘関節可動域制限が3例にみられた.単純X線で骨端核が修復されるまでの期間は平均12.7か月であった.全例保存加療を行い,オーバーヘッド動作制限期間は平均15か月で,全例臨床症状は改善した.</p><p> 結論:Panner病4例に対し保存加療を施行し,全例臨床症状は改善した.オーバーヘッド動作を伴うスポーツ歴,ステロイド内服歴はPanner病のrisk factorになりえると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 24 (2), 105-108, 2017
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713074756608
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- NII論文ID
- 130007659825
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可