中国・韓国の廃棄物処分を巡る動き

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タイトル別名
  • Recent Activities in China, Korea for a Radioactive Waste Repository
  • チュウゴク カンコク ノ ハイキブツ ショブン オ メグル ウゴキ

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抄録

<p> 原子力発電の推進にあたり, 発電に伴う放射性廃棄物の処分をどのように進めるかは重要な問題である。近年, 経済発展のめざましい中国では, 急増するエネルギー需要に対応するために電力設備の増強の一環として, 環境にもやさしい原子力発電所の建設計画が相次いで浮上している。一方, すでに世界第6位の原子力発電設備容量を持つ韓国では, 今後十数年の電力需要の伸び率は大幅に鈍ると予想しているが, それでも電源開発投資の約半分が原子力発電所の建設に充てられると予測されており, 原子力発電推進の方針は継続される見通しである。</p><p> 本稿では, このように原子力開発を活発に進めている中国, 韓国での放射性廃棄物処分に関する考え方, 現在の状況, 今後の方針などについて紹介する。</p>

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