全般性不安障害と診断された患者への認知行動的介入(実践研究)
書誌事項
- タイトル別名
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- Cognitive Behavioral Intervention With a Patient With Generalized Anxiety Disorder: A Case Study
説明
外来通院中の全般性不安障害患者に対して、認知行動的諸技法を用い、治療効果が得られた症例を取り上げ、認知行動的介入による心理技法の導入とその臨床経過について報告する。面接による治療は52セッションであった。介入の初期段階は患者特有の心配・不安に対する仕方に注目し、論理情動行動療法による認知再構成法を用い、心配や不安時に生じる認知の仕方について理解させた。中期段階は、イメージを用いた「心配へのエクスポージャー」と「言葉による反応妨害法」を組み合わせた介入を行った。後期段階では、おもに問題解決訓練を導入し、出来事に対する問題解決の能力を向上させ、自信を高める介入を行った。その結果、過剰な心配・不安症状を訴える頻度も減り、次第に日常生活上のストレスも以前より柔軟に対処できるようになった。
収録刊行物
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- 行動療法研究
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行動療法研究 32 (2), 143-156, 2006-09-30
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713075110528
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- NII論文ID
- 110009668081
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- ISSN
- 24242594
- 09106529
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可