認知行動療法の実践で必要とされるコンピテンスの概念構成の検討—英国のImproving Access to Psychological Therapies制度における実践家養成モデルに基づく検討—

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タイトル別名
  • Competencies Required to Deliver Effective Cognitive and Behavioral Therapy: Based on “Improving Access to Psychological Therapies” Developed in England
  • 認知行動療法の実践で必要とされるコンピテンスの概念構成の検討 : 英国のImproving Access to Psychological Therapies制度における実践家養成モデルに基づく検討
  • ニンチ コウドウ リョウホウ ノ ジッセン デ ヒツヨウ ト サレル コンピテンス ノ ガイネン コウセイ ノ ケントウ : エイコク ノ Improving Access to Psychological Therapies セイド ニ オケル ジッセンカ ヨウセイ モデル ニ モトズク ケントウ

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抄録

<p>本研究の目的は、認知行動療法のセラピストを養成する英国の国家政策プロジェクトで作成されたコンピテンスリストの項目について集約化を行い、セラピストがCBTを行う際に必要となるコンピテンスを整理することであった。CBTを専門とする臨床心理士2名と臨床心理学大学教員4名、臨床心理学大学院生1名により分析した結果、45の大項目それらを構成する352の小項目は、45の大項目と108の小項目に集約された。今後は、これらをもとにチェックリストを作成し、妥当性を検討していく必要があるだろう。</p>

収録刊行物

  • 認知行動療法研究

    認知行動療法研究 44 (2), 115-125, 2018-05-31

    一般社団法人 日本認知・行動療法学会

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