腰背部疼痛によって身体活動が制限された患者に対する応用行動分析学的介入

  • 岡田 一馬
    松山リハビリテーション病院リハビリテーション部
  • 山﨑 裕司
    高知リハビリテーション学院理学療法学科
  • 山崎 生希
    松山リハビリテーション病院リハビリテーション部
  • 中田 衛樹
    松山リハビリテーション病院リハビリテーション部
  • 赤松 奈苗
    松山リハビリテーション病院リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名
  • The intervention using applied behavior analysis for a patient limited physical activity by lumbar backache
  • 症例報告 腰背部疼痛によって身体活動が制限された患者に対する応用行動分析学的介入
  • ショウレイ ホウコク コシ ハイブ トウツウ ニ ヨッテ シンタイ カツドウ ガ セイゲン サレタ カンジャ ニ タイスル オウヨウ コウドウ ブンセキガクテキ カイニュウ

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抄録

強い腰背部痛によって離床と身体活動が困難になった高齢患者に対して応用行動分析的介入を実施した.見通しを与える先行刺激と社会的評価を併用することで離床時間の延長,筋力増強訓練実施種目数の増加,膝伸展筋力の増加,歩行能力の改善が可能であった.介入中,腰背部痛に変化がなかったことから,今回の介入は,対象者の活動性と身体機能を向上させる上で有効に機能したものと考えられた.

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