デカメチレンイミンの腐食抑制機構に関するHSAB則に基づいた一考察

書誌事項

タイトル別名
  • A Consideration on Corrosion Inhibition Mechanism of Decamethyleneimine on the Basis of the HSAB Principle
  • デカメチレンイミン ノ フショク ヨクセイ キコウ ニ カンスル HSABソク ニ モトズイタ イチ コウサツ

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説明

<p>デカメチレンイミン(CH210NHはC-N-C結合角が環の歪によって120°近くに変形したN原子のπ-電子化した非共有電子対のために有効なインヒビターであることが提唱されている.本報において,このsp2混成軌道構造のN原子が軟らかい塩基に分類され,裸のFe表面が軟らかい塩基に属するために,安定な化学吸着結合を作り,その結果,高い抑制効果をもたらすものと結論する.</p>

収録刊行物

  • 材料と環境

    材料と環境 67 (11), 462-465, 2018-11-15

    公益社団法人 腐食防食学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (5)*注記

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