中高年の外来患者における家庭と温泉での入浴習慣と基礎疾患の関連性:今後の研究シーズとしての情報提供

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タイトル別名
  • Relationship between Hot Water Bathing Customs and Underlying Disease in Middle-Aged and Elderly Ambulatory Patients: Information from a Multicenter Cross-Sectional Study for the Design of Future Studies
  • チュウコウネン ノ ガイライ カンジャ ニ オケル カテイ ト オンセン デ ノ ニュウヨク シュウカン ト キソ シッカン ノ カンレンセイ : コンゴ ノ ケンキュウ シーズ ト シテ ノ ジョウホウ テイキョウ

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抄録

<p>  日本温泉気候物理医学会学術委員会では,中高年の外来患者における家庭入浴と温泉入浴に関する習慣と基礎疾患との関連性を明らかにするため,全国の多施設間横断研究プロジェクトを実施した.温泉療法医会の協力を得て,サンプル数1,261にのぼる大規模かつ貴重な調査データが得られた.このデータの統計解析により,温泉の習慣的利用と基礎疾患数に関連性が認められたことが,既に別報により報告されている.さらに探索的解析を進めたところ,加齢や基礎疾患によって,入浴習慣が変化すること等の新たな知見が示唆された.これらの結果は,研究シーズのひとつとして,今後の研究デザインに活用できる可能性がある.</p>

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