企業規模の拡大とインターナルコミュニケーションの組織的取組みの変化

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タイトル別名
  • Transition of Internal Communication Practices to Increase Employees’ Satisfaction in Accordance with the Organizational Development
  • 企業規模の拡大とインターナルコミュニケーションの組織的取組みの変化 : 12ケースの質的調査に基づく比較分析
  • キギョウ キボ ノ カクダイ ト インターナル コミュニケーション ノ ソシキテキ トリクミ ノ ヘンカ : 12ケース ノ シツテキ チョウサ ニ モトズク ヒカク ブンセキ
  • -Qualitative Research Based on 12 Cases-
  • ―12ケースの質的調査に基づく比較分析―

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抄録

<p>インターナルコミュニケーションは、社内コミュニケーションという言葉で広く使われるが、国内の中小・成長ベンチャー企業を対象として、従業員の満足度に焦点を当てて実証的に研究された例は少ない。本稿では、1980年代より米国を中心に発展したインターナルコミュニケーション満足度研究を利用して、国内の中小・成長ベンチャー企業を対象に、企業規模の拡大過程におけるインターナルコミュニケーション満足度を高めるような組織的な取組みとは何かについて、探索的に調査した。12ケースの社長、ミドルへのインタビュー調査と従業員に対するCommunication Satisfaction Questionnaire (CSQ) サーベイを同時並行的に行い、重層的に深く調査し、比較分析した。結果として、社長のコミュニケーション意識や組織的な取組みの違いによって、CSQのディメンジョンスコアに影響があること、ベンチャー企業を急成長させるには、企業規模の拡大に従い、組織的な取組みを変化させていく必要性があることを発見した。</p>

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