書誌事項
- タイトル別名
-
- Switching on the Higher-Order Structure of Giant DNA and Its Biological Activity
- チョウサ DNA ノ オリタタミ テンイ ト キノウ
この論文をさがす
抄録
生体の遺伝情報を伝えるDNAは,その大きさが数10μmから数10mmにもおよぶ巨大分子であり,細胞内ではコンパクトに折り畳まれた凝縮状態で存在している.このようなDNAが細胞中,その折り畳み構造をどの様に変化さるのかを解明することは,遺伝子の機能を明らかにする上で重要な課題であると思われる.著者らは,これまでに蛍光顕微鏡による単一分子鎖観察法を活用することにより折り畳み構造を決定付けている種々の因子を系統的に調べ,DNAの高次構造が生物学的機能とどの様に関連するのかを追究してきた.本稿では,まず,個々の長鎖DNA分子の折り畳み構造変化の特徴について述べ,さらに,単一分子鎖観察法がDNAの二本鎖切断反応の研究にも適用可能であることを,最近の実験結果を交えながら概説した.
収録刊行物
-
- 名古屋文理短期大学紀要
-
名古屋文理短期大学紀要 28 (0), 17-23, 2004-04-01
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390845713080210944
-
- NII論文ID
- 110004499407
-
- NII書誌ID
- AN10179020
-
- ISSN
- 24336548
- 09146474
-
- NDL書誌ID
- 7030744
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可