慣れ親しみながら、英語の仕組みを学ぶ玩具の提案

  • 小島 千穂
    千葉大学大学院 融合理工学府 創成工学専攻 デザインコース

書誌事項

タイトル別名
  • Design of toy to learn English for children

説明

<p>本研究では、小どもが英語の仕組みや語順を覚えることに焦点を当て、より英語に慣れ親しみながら、学ぶことができる方法を探り、既存の玩具の市場調査、聞き取り調査によって、子どもが英語に慣れ親しめるための要素を抽出し、デザイン要件を決定した。それらを基にプロトタイプを制作し、子どもを対象に検証を行いプロトタイプを改善した。最終的にパーツを組み合わせることで、視覚的に英語の仕組み・語順を学ぶ玩具の提案を行った。子どもの英語学習に関する調査を通して、子どもの英語学習の改善点、子どもへの聞き込み調査により、子どもに適した学び方について理解することができた。また、プロトタイプ制作・検証により、子ども達は、英語に慣れ親しみながら学ぶ様子がみられた。この提案により英語の文の仕組み・語順について学ぶことができたように思う。また、小学生は元々学んだ英単語の知識と最終提案によって得られた英文の仕組みを応用して、自ら英語の文章を作ることができた。また、簡単な英語の知識を持っている子どもという広い年齢層をターゲットに設定しそれぞれ同じ検証を行ったが、年齢別に文章の難易度を変えることで、幅広い年齢の子ども達が遊ぶことができる可能性があると考えられる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713080380032
  • NII論文ID
    130007669326
  • DOI
    10.11247/jssd.66.0_546
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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