ゲノムマイニング

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抄録

ゲノム情報を基に新しい天然化合物(二次代謝産物)を探索する手法の1つである.ゲノム情報を宝の山に見立て,それを採掘する(mine),つまり解析することで新しい天然化合物を発見することを意図している.機能が明らかにされている既知遺伝子の配列との相同性を頼りにして,生産される天然化合物の構造予測が可能になってきている.一方で,ゲノム解析から見いだされた生合成遺伝子クラスターの強制発現やその転写の活性化によって,実際に新しい天然化合物を取得する研究も行われている.斎藤和季,“より根源へ:ゲノムマイニングのすすめ”,ファルマシア Vol. 45, No. 9, 849, 2009も参照.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 55 (7), 689_4-689_4, 2019

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713080697472
  • NII論文ID
    130007671653
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.55.7_689_4
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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