書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation, planning, and design projects for drop of groundwater level method as a countermeasure against liquefaction in wide urban area.
- - Report of experiments by countermeasure against liquefaction with reclaim history -
- -干拓履歴を持つ地盤の液状化対策・試験施工による実証実験の検討報告-
抄録
<p>2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において,茨城県潮来市日の出地区では約200haにおよぶ住宅地で甚大な液状化被害が発生した.潮来市は再液状化の抑制を目指して,2012年2月に東日本大震災復興交付金事業における市街地液状化対策事業に着手した.本事業では地区の土地造成の履歴から地下水位低下工法が適するものと考え,その実現可能性を検証した上で液状化対策工事を実施した. 2018年4月に液状化対策効果検討委員会により地下水位の低下が確認され,既成市街地において前例のない規模の地下水位低下工法による液状化対策工事が完了した.本検討の経緯は国の指針となる市街地液状化対策推進ガイダンスの策定に際しても実例として参考にされ,指針として活用されている.<br>本報告ではこれら一連の事業の経緯を報告する.</p>
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 14 (2), 205-223, 2019-06-30
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713081309184
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- NII論文ID
- 130007670539
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可