Bibliographic Information
- Other Title
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- 消費者の非合理的な行動に関する考察
- ショウヒシャ ノ ヒゴウリテキナ コウドウ ニ カンスル コウサツ
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Description
消費者は,基本的には標準的な経済理論の前提条件である所得制約・時間制約に従った合理的な行動をとるが,日々の生活における経済行動を考えると必ずしも合理的な行動をとっていないケースもある.このような消費者の非合理的な行動を,標準的な経済学によって分析することは困難であった.この非合理的な行動の分析は,経済学に心理学を導入した研究によって行われるようになった.そして,この研究は1980年代に活発化し,理論の精緻化が進み「行動の経済学」と呼ばれるようになった.本論文では,この行動の経済学が消費者の現実の経済行動を説明できるかどうかを検証するとともに,マクロ統計上に非合理的な行動が現れにくい要因も考察する.
Journal
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- Journal of Nagoya Bunri University
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Journal of Nagoya Bunri University 6 (0), 51-61, 2006-03-31
Nagoya Bunri University
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713081332096
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- NII Article ID
- 110006392505
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- NII Book ID
- AA11562518
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- ISSN
- 24335517
- 13461982
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- NDL BIB ID
- 8720189
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
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- Abstract License Flag
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