鼻科基礎研究ハンズオンセミナーの取り組み(第5報)

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  • Fifth Report of Hands-on Seminar on Basic Research for Clinicians at the 57<sup>th</sup> Annual Meeting of the Japanese Rhinologic Society

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<p>日本鼻科学会では,2014年より学会主導による『鼻科基礎ハンズオンセミナー』を開催している。これは,耳鼻咽喉科臨床医の基礎研究に対するモチベーションや研究技術の向上,ひいては各大学間の研究を通じた横断的連携を図る目的で企画された。幸いなことに本セミナーへの期待度は非常に高く,セミナー後のアンケート調査ではこれまで継続を希望する意見が多数であった。今回で5回目となる本セミナーを第57回日本鼻科学会総会・学術講演会(旭川)において企画した。今年度は①鼻・副鼻腔サンプルからの細胞単離および,mRNA抽出,②ELISA,③Western Blot,そして④CRISPER-Cas9の4テーマをそれぞれのブースで実演する形式とし,セミナー終了後に参加者にアンケート調査を実施した。全回答者から「大変良かった」または「良かった」という高評価を得ており,96%の参加者より「今後の継続を望む」という意見を得ている。今回,多数の大学院生や大学スタッフが参加しており,本邦から発信する基礎鼻科学の新知見に直結する有意義なセミナーと考えられた。</p>

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