聴神経腫瘍の手術における顔面・聴神経の温存

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  • Preservation of Facial and Hearing Functions in Vestibular Schwannoma Surgery

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<p> 聴神経腫瘍の治療戦略は多岐にわたり, その中で摘出術の役割も, かつての 「救命」 から 「顔面神経機能の温存」 さらに 「聴機能の温存」 と急速な進歩を遂げ, 手術にあたり要求される技能は複雑化している. しかし, 特にこの頭蓋底深部に脳神経・血管が密集する小脳橋角部の治療において, 変わらずその根底を支えるのは正しい微小外科解剖の知識とそれを基盤とした臨床解剖の把握と考える. 本稿では, 聴神経腫瘍手術における顔面・聴神経の温存を目標として, 小脳橋角部の微小外科解剖および聴神経腫瘍の臨床解剖を概説した.</p>

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