エレクトリカル・ジャパン:公共データアーカイブを対象とした状況認識のための可視化

  • 北本 朝展
    ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター 国立情報学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Electrical Japan: Visualization for Situational Awareness on Public Data Archives
  • エレクトリカル ・ ジャパン : コウキョウ データアーカイブ オ タイショウ ト シタ ジョウキョウ ニンシキ ノ タメ ノ カシカ

この論文をさがす

抄録

<p>エレクトリカル・ジャパンは、日本を中心に電力データを収集・統合・可視化するウェブサイトであり、消えゆくデータを保全して長期的かつ網羅的なデータベースを構築する役割を果たしている。まず可視化手法を把握型可視化、魅力型可視化、洞察型可視化の3つに分類し、エレクトリカル・ジャパンが洞察型可視化から状況認識、データジャーナリズムへという方向を目指すことを論じる。次に可視化のケーススタディとして、電力使用状況、発電所マップ、電力統計「見える化」の3つを取り上げ、可視化で重視したポイントを説明する。最後に、データ収集から統合、可視化に至るワークフローを説明し、公共データの公開に関する課題を取り上げる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ