河道の安定性と河床変動解析に基づく整備計画河道横断形の設定法

秋山 壽一郎, 重枝 未玲, 内野 雅文, 小野 英一, 長船 建太郎

doi:10.2208/jscejhe.74.5_i_985

河道の安定性と河床変動解析に基づく整備計画河道横断形の設定法

DOI Web Site 被引用文献2件参考文献9件

秋山壽一郎

九州工業大学
重枝未玲

九州工業大学大学院工学研究院建設社会工学研究系
内野雅文

九州工業大学大学院工学府建設社会工学専攻
小野英一

国土交通省九州地方整備局遠賀川河川事務所
長船建太郎

国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所

書誌事項

タイトル別名

SETTING PROCEDURE FOR STABLE RIVER CHANNEL GEOMETRY HAVING BOTH DISCHARGE CAPACITY AND RIVERBED STABILITY

説明

<p>　まず自然安定河道に関する国内外の信頼性の高い資料に基づき，筆者が提案する安定河道の発生条件(K値，動的平衡状態にある無次元掃流力τ*_sおよび川幅水深比 B/h)の明確化を図った．次に河川整備計画期間程度の将来河道を対象として，安定河道の条件を用いた安定断面の設定と平面2次元河床変動解析に基づく“流下能力と安定性を兼備した複断面水路横断形の設定法”を提示した．最後に同設定法を緑川河道に適用し，整備計画河道横断形の検討事例を示した．</p>