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- 藤垣 裕子
- 東京大学大学院 総合文化研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Risk-communication from the Perspective of STS (Science and Technology Studies)
- 科学技術社会論からみたリスクコミュニケーション : 幅のある情報発信と市民の分断,そしてRRIをめぐって
- カガク ギジュツ シャカイロン カラ ミタ リスク コミュニケーション : ハバ ノ アル ジョウホウ ハッシン ト シミン ノ ブンダン,ソシテ RRI オ メグッテ
- Information Disclosure without Sticking around Unique-voice, Community-divide, and RRI (Responsible Research and Innovation)
- ―幅のある情報発信と市民の分断,そしてRRI をめぐって―
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抄録
<p>本稿では,まずリスクの定義から確率概念とリスク概念の違いについて考え,リスク社会論において重要視されている社会的合理性について考察する.次に公衆のリスク認知によるリスクの分類を紹介する.続いて科学技術のリスクコミュニケーションにおける課題として,ユニークボイス(シングルボイス)をめぐる論点,幅のある情報発信をめぐる論点,リスクコミュニケーションにおける「分断」と主要価値モデルについて論じる.さらにリスクコミュニケーションにおける市民参加を考察するために,Renn による市民参加の6 つの概念モデルを紹介し,最後に欧州科学技術政策の1 つであるRRI(Responsible Research and Innovation)のなかにリスクコミュニケーションを位置づける.</p>
収録刊行物
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- 安全工学
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安全工学 58 (6), 419-425, 2019-12-15
安全工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609781612544
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- NII論文ID
- 130007761243
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- NII書誌ID
- AN00012812
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- ISSN
- 24240656
- 05704480
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- NDL書誌ID
- 030151490
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可