10保-12-口-13 大学生アスリートにおける精神健康と競技ストレッサー・部活動適応感・ソーシャルサポートとの関連性
抄録
<p> 日常的に競技スポーツ活動を行っている大学生アスリートにおいては、バーンアウトや学習性無力感、抑うつ、うつ病を発症しての自殺既遂といった精神健康問題を抱えやすいことが指摘されている。先行研究から、大学生アスリートにおける精神健康のリスク要因として、競技における人間関係の悪化や意欲を喪失させる出来事、競技成績の停滞などといった競技ストレッサーが報告されている。</p><p> またアスリートにおける精神健康の関連要因として、競技ストレッサーの他にも、部活動適応感やソーシャルサポートについていくつかの先行研究で検討されている。他方でこれらの要因は、精神健康に直接関連するのみならず、競技ストレッサーと精神健康の関連の強さを緩衝することが推測される。しかし、これらの点について大学生アスリートを対象とした検討はこれまでほとんど行われていない。</p><p> そこで本研究では、体育系大学の運動部に所属する大学生アスリートの精神健康と、競技ストレッサー、部活動適応感、ソーシャルサポートの関連性を検討することを目的とした。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 290_1-290_1, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609784966016
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- NII論文ID
- 130007770506
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可