13ア-11-ポ-12 大学と特別支援学校の連携による知的障害者の自然体験プログラムの検討

DOI

抄録

<p> 青少年の健全育成に自然体験活動は重要な役割を持っている。文部科学省によると体験活動の意義について、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されるとしている。小学校および中学校学習指導要領においても自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならないとしている。このことは特別支援学校においても例外ではなく学習指導要領において同様の記載がある。しかし、特別支援学校において自然体験活動の実施にあたっては様々な障壁があり、児童・生徒たちの自然体験活動の場を確保することは小中学校以上に難しい現状と言わざるを得ない。</p><p> このような現状を踏まえ、筆者は平成28年より大学と特別支援学校の連携により校内において実施できる自然体験プログラムの検討を進めている。本研究では、これまでの3年間の取り組みと成果および今後の課題について報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609784973824
  • NII論文ID
    130007770579
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.344_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ