08測-12-ポ-07 ソフトテニスのオーバーハンドサービスにおける打法の違いが打球速度に及ぼす影響

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  • エリート選手を対象として

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<p> 本研究は、ソフトテニス競技にて、エリート選手(男子19名、女子12名)を対象に、2種類のオーバーハンドサービス(通常サーブ・クイックサーブ)の打球速度を検討した。打球速度は、スピードガン(ミズノ16JYM10000)を、ネット付近に設置し測定した。サービスの打つコースを正・逆クロスへの2方向とした。各サービス・コースとも3試行し、最大値を評価変数とした。結果、サービス打球速度(km/h)の平均値±標準偏差は、男子・通常サーブ:正クロス171.1±11.5、逆クロス171.1±11.9、クイックサーブ:正クロス173.2±13.1、逆クロス172.5±12.9、女子・通常サーブ:正クロス144.8±7.9、逆クロス148.3±5.1、クイックサーブ:正クロス146.7±7.2、逆クロス149.9±6.4であった。解析の結果、サービスの種類およびコースの違いによる差はみられなかった。クイックサーブは伸張―短縮サイクルを効果的に活用できるため通常サーブよりも球速が速いと予測したが、クイックサーブに熟練していない選手が多く、ミートポイントが不安定になり球速が向上しなかったと考えられる。</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390846609785329280
  • NII Article ID
    130007770340
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.228_3
  • ISSN
    24241946
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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