バスケットボールとオリンピックの歴史

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<p> 1891年にアメリカで産声を上げたバスケットボールは、ベルリンオリンピック(1936)で採用されて以降、オリンピックの人気種目として世界中の人々を魅了してきた。いまや世界最大の競技人口を持つバスケットボールは、紛れもなく指折りの国際スポーツである。バスケットボール日本代表はベルリンオリンピックに出場を果たすが、その後、戦争の影響もありメルボルンオリンピック(1956)までの20年間は出場していない。日本は東京オリンピック(1964)で世界レベルに急接近したものの、それ以降は停滞の時期に入り、男子はモントリオールオリンピック(1976)を最後に五輪の舞台から遠ざかっている。しかし、近年の発展は目覚ましく、Bリーグの開幕を追い風に着実なレベルアップを重ね、ついには44年ぶりに東京オリンピック(2020)の出場権を獲得した。本セミナーでは、バスケットボールとオリンピックの歴史を振り返りながら、来夏の東京オリンピックの展望についても言及する。</p>

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  • CRID
    1390846609785330688
  • NII Article ID
    130007770354
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.21_1
  • ISSN
    24241946
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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