骨格筋の量と質と健康寿命

DOI
  • 田村 好史
    順天堂大学国際教養学部教授 順天堂大学大学院スポートロジーセンター・代謝内分泌内科学

抄録

<p> 我が国では太っていなくても2型糖尿病患者やメタボリックシンドロームとなる人が多い。また、最近では痩せた女性も増えており、将来的な介護リスクの増加に繋がることが懸念されている。これらの病態として、骨格筋の質の低下(インスリン抵抗性)や骨格筋量の低下(サルコペニア)が背景として存在していると考えられ、高齢者においては両者が共に低下している。これらの問題について、現在までのエビデンスを整理し、我が国における健康寿命延伸に向けた方向性を示したい。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609785368064
  • NII論文ID
    130007770736
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.66_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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