13ア-10-口-05 インクルーシブ社会に与える障害者スポーツ施策について

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タイトル別名
  • 神奈川県の事例に着目して

抄録

<p> スポーツを通したインクルーシブ社会の創造には、ひとりでも多くの障害のある人がスポーツを通して社会とつながりをもってほしいという願いが託されてきた。この願いは、スポーツ行政として、障害者スポーツが推進されるようになった今、あらゆるスポーツ組織が連携していくことで実現する。神奈川県では政策局、教育局、保健福祉局などに分散していたスポーツ関連の業務を一元化し、スポーツ局を新設した。そこで本研究では、スポーツ大会の効果的な運営など、先進的な取り組みをしている神奈川県スポーツ局が、どのような考えをもとにスポーツ施策へ取り組んでいるのかを明らかにすることを目的とした。神奈川県スポーツ局職員3名を対象に、神奈川県スポーツ推進計画の中から障害者スポーツに関わる項目を抽出し、インタビュー調査を行った。その結果から、障害者や障害者スポーツを特別視するのではなく、県民の一人として、それぞれの興味・関心、目的、体力や年齢、自らの持つ運動機能などに応じて、スポーツに関わることそのものに注目していることが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609785549824
  • NII論文ID
    130007770609
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.335_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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