日常生活IoTモニタリングと心身の健康リスクの予測と制御

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抄録

<p>IoTによる日常生活モニタリングの発展と普及は、日常生活下での行動や生理、心理、周辺環境データの長期間にわたる経時的・連続的計測を可能にしつつある。近年、これらの日常生活健康関連データを個人の健康リスクの検知や予測に活用し、さらには行動変容につなげる取り組みが注目されている。特に、現在の医療診断の枠組みでは使用されてこなかったスマートフォンやウェアラブルデバイスなどで計測される非医療データの利活用に期待が寄せられている。本発表では、我々がこれまで取り組んできたウェアラブル活動量計を用いた精神疾患の客観的評価や病態遷移の推定、日内の自覚症状変化の推定などについて紹介する。さらに、我々が開発してきた日常生活下での健康関連情報モニタリングが可能なスマートフォンを基盤とするIoTクラウドシステムとそれを用いた取り組みについて紹介する。</p>

収録刊行物

  • 生体医工学

    生体医工学 Annual57 (Abstract), S215_1-S215_1, 2019

    公益社団法人 日本生体医工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609788989184
  • NII論文ID
    130007776751
  • DOI
    10.11239/jsmbe.annual57.s215_1
  • ISSN
    18814379
    1347443X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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