口内炎を契機に診断された第二期梅毒の1例

  • 上杉 篤史
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 津島 文彦
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 清水 梨沙
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 中川 知里
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 佐藤 潔
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 櫻井 仁亨
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野
  • 原田 浩之
    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学講座顎口腔外科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Secondary Syphilis with Inflammation of Oral Mucosa
  • 症例報告 口内炎を契機に診断された第二期梅毒の1例
  • ショウレイ ホウコク コウナイエン オ ケイキ ニ シンダン サレタ ダイニキ バイドク ノ 1レイ

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説明

口内炎を契機に診断された第二期梅毒の1例を経験した。患者は24歳女性。口内炎の治癒不全を主訴に当科を受診した。舌・口蓋に潰瘍と口峡炎の所見を認めた。TPHA,RPRは定性値,定量値ともに陽性であった。口蓋から生検を行い抗Treponema pallidum抗体による免疫組織化学染色は陽性であった。扁平コンジローマも認め第二期梅毒と診断し,ABPCの投与で治癒に至った。 梅毒は口腔病変が先行するため早期発見は重要である。

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

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