スマートビレッジ構想における小水力発電の取組み

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  • Small-Scale Hydropower Station of One Component of the Smart-Village Vision
  • スマートビレッジ コウソウ ニ オケル ショウスイリョク ハツデン ノ トリクミ

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抄録

<p>近年,エネルギー政策全般のあり方が見直されるなか,再生可能エネルギーの重要性が再認識され,有効に活用することが社会的要請となっている。平成24年7月1日に再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が施行され,小水力発電導入による費用対効果もより期待できるものとなった。そこで,小水力発電などで発電した電力を自家消費するとともに余剰を電力会社に売電することで,その収入を土地改良施設の使用電力料のほか,発電施設をはじめとする関係土地改良施設の維持管理費の低減に充てることが期待される。この報文では,国営神流川沿岸農業水利事業で整備し,平成24年9月に稼働開始した「神流川沿岸小水力発電所」の取組みについて,事業概要,その導入過程で策定された「『ひびきの』スマートビレッジ構想」やFIT対応などについて述べる。</p>

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