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- 竹中 宏子
- 早稲田大学 人間科学学術院
書誌事項
- タイトル別名
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- Contemporary Hospitality in a Catholic Pilgrimage
- キリスト教巡礼におけるホスピタリティの現在 : サンティアゴ巡礼の巡礼宿とオスピタレロに着目した人類学的研究
- キリストキョウ ジュンレイ ニ オケル ホスピタリティ ノ ゲンザイ : サンティアゴ ジュンレイ ノ ジュンレイ ヤド ト オスピタレロ ニ チャクモク シタ ジンルイガクテキ ケンキュウ
- An Anthropological Study Focusing on Pilgrim Hostels and <i>Hospitaleros</i> on the <i>Camino de Santiago</i>
- サンティアゴ巡礼の巡礼宿とオスピタレロに着目した人類学的研究
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抄録
サンティアゴ巡礼は聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)を参詣するキリスト教巡礼で、その起源は中世に遡る。長い間下火であったこの巡礼が復活をみるのは、UNESCOの世界遺産登録され、聖年に当たる1993年で、これを境に急激に世俗化が進み、巡礼者数も増加し続けている。このような状況において、巡礼者を歓待する精神のホスピタリティは、現在どのように維持されているのだろうか。本稿ではこのような背景をもつサンティアゴ巡礼におけるホスピタリティの現在を、その担い手であるオスピタレロに焦点を据えて考察した。<br> まず前提として、ホスピタリティの担い手が宗教関係者から世俗的なオスピタレロに変化した歴史を把握した。次に主要な歓待の場となる巡礼宿でのフィールドワークから、「オスピタレロと巡礼者」「オスピタレロと宿主」「オスピタレロ同士」の間で生じるコンフリクトを克服しながら日々刷新されるホスピタリティのあり方を捉えた。さらに、サンティアゴ巡礼のホスピタリティがオスピタレロを配置する制度および研修制度によって支えられている様相を明らかにし、ホスピタリティの維持と継承の現在的なシステムを考察した。
収録刊行物
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- 観光学評論
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観光学評論 3 (1), 17-33, 2015
観光学術学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609792642304
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- NII論文ID
- 130007784682
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- NII書誌ID
- AA12611528
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- ISSN
- 24340154
- 21876649
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- NDL書誌ID
- 026289407
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可