位相・潮流情報を用いて抽出した系統間動揺成分を用いた電力系統における慣性推定手法の検討

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タイトル別名
  • Investigation of estimation method of inertia using inter-area oscillation modes extracted from measured phasor and power flow information in power system

抄録

<p>近年、慣性を有していない再生可能エネルギーの導入量増加により電源脱落量から推定される以上に周波数が変動してしまうといった擾乱に対する耐性の低下が懸念されている。こうした系統の剛性を把握するために位相計測装置によって取得される位相情報と系統間の潮流情報から広域動揺モードを観測し、注目する地域が持つ慣性の推定を試みている。本稿では東日本電力系統における2地域の連系部分に着目し、地域間の位相差・潮流情報を用いて、地域系統における慣性の推定手法を様々な観点から評価し、手法の有効性について検討を行っている。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609794328064
  • NII論文ID
    130007787991
  • DOI
    10.11527/jceeek.2018.0_341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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