微量成分として存在するフラバン-3-オール誘導体の合成と機能性評価研究

書誌事項

タイトル別名
  • Organic Synthesis and Functional Evaluation of Minor Components of Flavan-3-ol Derivatives: Is the Functionality of Compounds Contained as Minor Components Negligible?
  • 2018年農芸化学女性研究者賞 微量成分として存在するフラバン-3-オール誘導体の合成と機能性評価研究 : 微量成分として含まれる化合物の機能性は無視できるのだろうか?
  • 2018ネン ノウゲイ カガク ジョセイ ケンキュウシャショウ ビリョウ セイブン ト シテ ソンザイ スル フラバン-3-オール ユウドウタイ ノ ゴウセイ ト キノウセイ ヒョウカ ケンキュウ : ビリョウ セイブン ト シテ フクマレル カゴウブツ ノ キノウセイ ワ ムシ デキル ノ ダロウ カ?
  • 微量成分として含まれる化合物の機能性は無視できるのだろうか?

この論文をさがす

説明

<p>リンゴポリフェノール,カカオポリフェノール,赤ワインポリフェノール,お茶カテキン等の主な成分は,フラバン-3-オール誘導体と呼ばれるフラボノイド(1)の一種である.多くの植物中に存在し,特に果物類に多く含まれることでも知られる.これらの化合物はさまざまな生物活性を示すことから多くの機能性研究の成果が報告されているが,主に研究されているのは植物から抽出した混合物,あるいは市販されている化合物群であり,同時に含まれるはずの微量成分を用いた研究例は少ない.筆者はこれまで主に,市販されていない,または,植物体から単離することが難しいフラバン-3-オール誘導体の有機合成研究を行い,構造–活性相関研究を行ってきた.</p>

収録刊行物

  • 化学と生物

    化学と生物 57 (2), 102-107, 2019-01-20

    公益社団法人 日本農芸化学会

参考文献 (2)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ