全米学力調査音楽における関心・意欲・態度の評価の変遷

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タイトル別名
  • Transition of the Assessment of Attitudes in the National Assessment of Educational Progress in Music
  • ゼンベイ ガクリョク チョウサ オンガク ニ オケル カンシン ・ イヨク ・ タイド ノ ヒョウカ ノ ヘンセン

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抄録

本稿では,関心・意欲・態度の評価に着目して,全米学力調査音楽の評価観の変遷を明らかにすることを目的とした。第1回,第2回,および第3回の音楽学力調査の調査計画と問題の検討の結果,以下のことが明らかとなった。① 第1回(1971年から1972年)から第2回(1978年から1979年)にかけて,関心・意欲・態度の調査が重視されるようになったこと。② 第2回から第3回(1997年)にかけて,アカウンタビリティの要請の高まりを背景に,関心・意欲・態度が学力として位置づけられなくなったこと。③ 第1回から第3回までの調査で共通して,情意的領域の学力として関心・意欲・態度よりも美的感受性が重視されていること。

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