書誌事項
- タイトル別名
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- Subcutaneous Induration Induced by Haloperidol with Hydromorphone Citrate: A Case Report
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説明
<p>ヒドロモルフォン塩酸塩注射液(以下ヒドロモルフォン)とハロペリドールの混合液の持続皮下注時にみられた皮下硬結がハロペリドールの中止により改善したので報告する.患者は70歳女性,原発不明がんの頸部リンパ節転移による頸部痛があった.ヒドロモルフォンの持続皮下注が開始された9日後に当院緩和ケア病棟に転棟した.オピオイド増量による吐き気があり,ヒドロモルフォンにハロペリドールを追加した.第4, 9, 11病日に皮下硬結をきたし,皮下注針の刺し替えを行った.第11病日からハロペリドールなしの持続皮下注に戻したところ,以後亡くなるまでの14日間,皮下硬結は出現しなかった.ヒドロモルフォンとハロペリドールの混合液の持続皮下注時の皮下硬結にはハロペリドールの影響が大きいことが推測された.</p>
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 15 (1), 9-13, 2020
日本緩和医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609800222976
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- NII論文ID
- 130007791649
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- ISSN
- 18805302
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可